特定のメールだけ転送しない、Gmailのフィルタリング設定方法

概説

メールを携帯に転送したい場合、Gmailの設定「メール転送と POP/IMAP」での転送設定では、基本的に全てのメールを携帯に転送することになります。しかしこれでは携帯にひっきりなしにメールが届くことになります。これを解決するのは、Gmailのフィルタリング機能です。

設定方法

非常に簡単です。
まず、「メール転送と POP/IMAP」で転送設定を無効にします。ただし、転送アドレスを設定していない方は「転送先アドレスを追加」で今回なら携帯のアドレスを登録しておきます。携帯アドレスを指定してOKを押すと、携帯に認証コードを含んだメールが送信され、そのコードを入力すれば登録完了となります。

次に、フィルタを作成します。ここで、「含めないキーワード」という欄に転送したくないアドレスを「from:hogehoge@example.jp」と、「from:」の後に入力します。次にステップボタンを押し、「次のアドレスに転送する」にチェックをし、先程登録した携帯のアドレスを選択します。これでフィルタ作成をすれば設定は終了です。

この設定でフィルタを作成すると「含めないキーワードに設定したアドレス以外からのメールのみを、携帯アドレスに転送する」設定になります。
例えば転送したくないアドレスに携帯アドレスを登録しておけば、携帯からのメールは携帯に転送しない、といったことが可能です。

さらに便利にフィルタリング機能を使うために

最近知ったのですが、自身が使っているGmailのアドレスの@の前に「+a」や「+b」など「hogehoge+a@」と付けてメールを送ってもちゃんと届きます。これを利用してフィルタリング機能をより便利に使用することができます。
例えば私は携帯からメモがわりにGmailへメールを送ることがあるのですが、その場合「+a」を付加して送信することにしています。
すると、フィルタリング設定の「To」の欄に+aを付加したアドレスを登録し、次のステップにおいて「受信トレイをスキップ」「ラベルを付ける」をチェックすれば、+a宛に送られたメールは自動的に設定したラベルへ振り分けられることになり非常に便利です。

まとめ

Gmailのフィルタリング機能は中々に融通がきくそうで、「Gmailの検索やフィルタで使用できるコマンド(演算子)一覧表」を見てもらえればよく分かるかと思います。最近よくGmailを使うようになったのですが、他のWebメールよりも非常に使いやすい印象です。インタフェースが気に入らないと避けてきた人も、是非使い倒してみてください。